context7 チュートリアル
context7 はオープンソースのドキュメントを MCP 経由で取得できるように インデックスするサービスです。gridgram はリポジトリルートの context7.json マニフェストで登録されているので、MCP 接続された エージェントは gridgram 固有のインストール無しで gridgram の ドキュメントを検索・取得できます。
所要: 約 5 分(ほとんどは MCP クライアントの設定)。 成果物: エージェントがオンデマンドで gridgram のドキュメントを 引けるようになった状態。
Claude プラグイン や gh skill との違い: こちらは 取得専用。ドキュメントを引く手段は与えるが、 スラッシュコマンドや CLI 駆動は提供しません。オーサリング機能も 欲しければ他のどちらか(あるいは両方)と併用を。
前提
- MCP 対応エージェントホスト: Claude Code、Cursor など、 MCP サーバー を動かせるもの。
- context7 MCP サーバー — 通常はエージェント設定から追加。
- ネットワーク —
context7.comに到達できること。
git も gh も、$PATH 上のバイナリも不要。全部クエリ時に MCP で 引いて来ます。
1. context7 MCP サーバーを追加
Claude Code
Claude Code の MCP 設定は ~/.claude/settings.json(ユーザー スコープ)か .claude/settings.json(プロジェクト)に書きます:
{
"mcpServers": {
"context7": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@upstash/context7-mcp@latest"]
}
}
}Claude Code を再起動すれば /mcp に context7 ツールが並びます。
Cursor など
各ホストの MCP 設定ドキュメントを参照してください。上記の command + args はそのまま使えます。Cursor は ~/.cursor/mcp.json に書きます。
2. context7 が gridgram を知っているか確認
エージェントにこう問います:
context7 で
gridgramライブラリを探して。
エージェントが resolve-library-id("gridgram") を呼び、/ideamans/gridgram のような id が返るはず。not found ならまだインデックスされて いないので、登録 を参照。
3. gridgram のドキュメントを引く
試しにこう:
context7 から gridgram の
.gg文法リファレンスを取ってきて、iconノードの宣言方法を説明して。
エージェントが query-docs を解決済み library id に対して実行し、 該当セクションを引きます。context7.json マニフェストで docs/en、 examples/、src/generated/ をインデックス対象にしているので、 エージェントが見られるのは:
- ユーザー / 開発者 / AI ガイドの英語ページ全部
.ggの代表例- 自動生成された
src/generated/llm-reference.md
docs/ja/、テスト、内部ソースは見えません。
4. オーサリングと組み合わせる
context7 単体では gg を実行できません。以下と組み合わせると便利:
- Claude Code プラグイン — 最も相性のよい組合せ。 スラッシュコマンドが図を描き、context7 がスキル本体に含まれない 背景情報を補います。
gh skill— 他のホストで同じスキル群。
エージェントは「背景情報が必要な場面で context7」「gg 実行が 必要な場面でプラグインスキル」を自然に使い分けます。
5. 最新化
context7 は GitHub の既定ブランチから 自動で再インデックス します。あなた側でする作業はありません。gridgram の新版が main に マージされて数分で context7 上でも新しい内容になります。
「context7 経由 gridgram」のバージョン指定インストール、という 概念はなく、エージェントが引くのは常に現時点の既定ブランチです。
まだインデックスされていない場合
resolve-library-id("gridgram") が not found を返したら、 context7 側がまだリポジトリを取り込んでいません。context7.json はリポジトリルートに配置済みですが、最初の登録は 1 回だけ手動:
- https://context7.com/add-package を開く
https://github.com/ideamans/gridgramを貼り付け- context7 がリポジトリをクロール、マニフェスト検証、インデックス
https://context7.com に載れば、どの MCP クライアントからも発見 可能。この操作はライブラリあたり 1 回だけ。以降の再インデックスは 自動。
context7.json マニフェスト
参考までに gridgram のマニフェストが context7 に伝えている内容:
docs/en、examples、src/generatedをインデックス対象にdocs/.vitepress、docs/ja、node_modules、tests、dist、src/dataは除外- エージェントが間違えがちな制約を 5〜10 本の rules 配列で 明示(Preact であって React ではない、
doc { … }が旧%%{…}%%ディレクティブを置き換えている、診断は警告であって 例外ではない、など)
現行の中身は GitHub 上のマニフェスト をご覧ください。
トラブルシューティング
エージェントが MCP ツールが無い と言う
ホストを再起動。多くの MCP クライアントは起動時にしか設定を 読まない仕様です。
resolve-library-id が惜しいが違うマッチを返す
org を明示: resolve-library-id("ideamans/gridgram")。でないと 先にインデックスされた別の gridgram にヒットします。
取得された情報が古い気がする
エージェントが学習時知識を使っていて context7 を呼んでいない可能性。 明示的に:
context7 で gridgram の最新 CLI フラグを取得して。
次に読む
- Claude Code プラグイン — context7 とスラッシュ コマンドオーサリングの組合せ。
gh skill— 他ホストで同じスキル群。- llms.txt / llms-full.txt — MCP ではなく単一ペイロードとしてドキュメントをエージェントに 渡したい場合。